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『18時に帰る 』
「世界一子どもが幸せな国」オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方

いま、日本が進めている「働き方改革」へのヒントは、「世界一子どもが幸せな国」と呼ばれるオランダにありました。
「働き方を変えたい・変えなくてはいけない」と感じているすべての人・企業・自治体・行政機関へ送りたいオランダが実施する「しなやかな働き方(=ソフトワーク)」とは?

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本書の内容

オランダが約30年間かけて行ってきた「働き方改革」について、現地調査の結果をもとに1冊の本にまとめました。

世界一子どもが幸せな国、オランダ。しかし、約30年前までは日本と同じような課題を抱えていました。男性が働き、女性が家庭を守る。経済が低迷したことによって将来への不安が募り、出生率は1.46まで下がりました。

それが現在では、ライフステージに応じた働き方が選択できるようになり、女性の就業率は70%に達し、高齢者の就業率も飛躍的に向上しました。それに合わせてGDPも向上し、一人当たりの生産性は日本を逆転したのです。そして、出生率は1.7まで回復しています。

この約30年の間、オランダでは何か起きたのか、その答えは、「働き方改革」にありました。 テレワークやワークシェアリング、同一労働同一条件、生産性重視の評価制度など、様々な取り組みによって制度と風土が変わっていったのです。

本書では、働き方改革の実現に向けて政府や企業、そして国民ひとり一人が何を行い、そして意識改革を行ってきたのかをまとめています。

この本のタイトルである「18時に帰る」。本書にも登場するオランダの変化を見続けてきた老夫婦が言っていた言葉です。私たちが日本の少子化問題を解消するための方法について質問したところ、「それは、18時に帰るだけでいいんです。」と答えてくれました。

現在の日本には様々な課題がありますが、オランダのように「18時に帰る」ことを国全体の共通認識としてもち、その実現を目指していくだけでいいのではないかと、私たちは感じました。

(内容)
◆これからの日本で求められる新しい雇用システム
◆生産性を向上させる方法
◆自分(家族)が幸せになる働き方・生き方
◆国力・企業力が高まるコンセンサス
◆同一労働同一賃金の先を行く同一労働同一条件
◆ライフステージに応じた働き方が選べるワークシェアリングの考え方
◆働く場所や時間を選ばないオランダ式テレワーク
◆オランダの企業と従業員の間にあるチーム主義
◆オランダ人の仕事に対するモチベーションの高さの秘密
◆オランダに住むソフトワーカーの「生の声」
◆「2人目の壁」を突破する糸口

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『18時に帰る 』 「世界一子どもが幸せな国」
オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方

単行本: 224ページ
出版社: プレジデント社
言語: 日本語
定価:1500円(税別)
発売日:2017年5月30日

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